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ダラムサラ

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India

国旗
英語
治安
物価
国名 インド共和国
言語 ヒンディー語、英語(純公用語)
通貨 ルピー(RP)、1ルピー=1.94円 (2015年3月)
時差 日本と3時間30分。日本の方が3時間30分早い
気候 冬季が長く、年間を通して他地域に比べて降水量が高い。
ベストシーズン 2月~6月がおすすめ。山間部のため夜間早朝は氷点下になることも。

ダラムサラ デリー北方ヒマーチャル・プラデーシュ州の山地に位置するダラムサラ。 万年雪を頂くヒマラヤの景観もさることながら、チベット文化の中心地として知られ、多くの旅行者に人気のスポットです。また、チベット仏教の法主として政治的な指導者でもあったダライラマ14世がここダラムサラに亡命しており、十数万のチベット難民が現在も居住しています。チベット寺院やダルチョと呼ばれるカラフルな旗、ヒマラヤ山脈を見ていると、まるでインドでは無いような雰囲気が味わえます。

治安

治安

ダラムサラ治安

多くのチベット人が居住する標高1500mに位置する街は、端から端まで歩いても2kmほど。ゆったりとした小さな街で、リキシャやバイクも少なく徒歩で回れます。山間部のため急な坂道が多く、片側は崖になっているため、誤って落ちないためにも、夜間に出歩くことは避けた方が良いでしょう。

チベット寺

チベット寺

チベット寺

街の中心にはツクラカン(チベット寺院)があり、若い僧侶たちが昔ながらの教義問答に打ち込んでいる姿が見られます。3階には金色に輝く大仏があり、目の前には座禅スペースがあります。風がよく通り気持ちが良いので、休憩をするのにぴったりです。

観光

チベット文化

チベット文化

ダラムサラには、そこかしこにダルチョが張り巡らされており、ヒマラヤ山脈とのコントラストがとても美しいです。また、街にはチベット料理の店も多く日本人の口によく合うので、是非チベット料理にも挑戦してみて下さい。中華料理に辛さが加わったような感じですが、苦手な方は注文時にチリを抜いてもらうことを忘れずに。

観光

滝

メインのバス停から3kmほど山沿いに歩くと、落差20m程の滝にたどり着きます。ヒマラヤ山脈の雪解け水は飲むこともでき、雑味が無くすっきりとしていて、乾いたのどを優しく潤してくれます。近くには果物を売る店がいくつかあるので、冷たい水と新鮮な果物で一息ついてみてはいかがでしょうか。

現地情報

ダライラマ14世に会いに行こう!

ダラムサラは、チベット亡命政府の拠点で、ツクラカンコンプレックス(ダライラマ14世の公邸)があることでも有名です。以前はダライラマ14世による一般謁見が行われていましたが、高齢のため近年廃止されました。
不定期に行われるティーチング(法話)に参加すれば、"活仏"ダライラマ14世に会うことが出来ます。
ダライラマ14世と言えば、祖国のために非暴力の戦いを続け、仏教を通して世界平和の道を語る人物。彼を崇拝し、祖国を中国の支配から解放するよう求める若い僧侶の焼身自殺が後を絶たないことが現在のチベットの問題になっています。非暴力による最大の抵抗は、多くの人々の心を痛めて止みません。
街の建物には"FREE TIBET(チベットを解放せよ)"と書かれていたり、チベットの国旗が大きく掲げられていたりと、今もなお人々の祖国愛はたゆまず燃え続けています。

ダライラマ14世に会いに行こう

写真

写真でみるダラムサラの旅

ヒマラヤ山脈から流れる透き通った水は、観光客のみならず、地元の人たちも険しい山道を越えて汲みに来ます。

ダライラマ14世の公邸近くには、カラフルなペイントやダルチョが張り巡らされています。

滝の手前には、シヴァ神を祀るお寺があり、目の前にはプールがあります。ここでは僧侶も一緒になって泳いだり水を掛け合って楽しんでいます。

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