森林の中に浮かぶ巨大石造寺院 ベンメリア
「東のアンコールワット」と呼ばれているベンメリア。
3重の回廊や十字回廊などアンコールワットとの類似点が多いです。
日本では、天空の城ラピュタのモデルになったらしいという話で有名な遺跡です。
遺跡は、発見当時の雰囲気が今も残っています。
柱に刻まれたレリーフはきれいなままで残っています。
天空の城ラピュタのモデルとなったと噂されているベンメリア遺跡
参道に残るナーガ像は、比較的きれいに残っていてなぜか破損がほとんどない。 ナーガ像がベンメリアを守っているようです。
遺跡が発見以来、ほとんど手を入れられず崩壊状態です。 森の中にひっそりと埋もれています。
エントラヴァルマン1世という王様時代に、創建したヒンドゥ教寺院です。
基壇の上に、前後3列、計6基の祠堂が立ち並んでいます。
アンコール遺跡分へのつながりを感じさせる興味深い遺跡です。
場所は、シェムリアップの13㎞南東にあり、
オールドマーケットから車で約30分くらいにあります。
プノンクーレンは、ジャヤヴァルマン2世がこの地で「聖なる王」の儀式を行いアンコール王朝の始まりの土地です。
付近には、大小2つの滝があり、滝つぼの浅瀬は、地元の人の遊び場になっています。
山中を流れる川の底には、ヒンドゥー教の神々や無数のリンガが彫られています。
シェムリアップ側の源流とされるクパール・スピアン。
ここには、約200mにわたって無数のリンガや神像が彫られています。
シヴァ神の象徴のリンガが無数に並ぶ様は、当時の人々の信仰心の強さが物語ります。
その他には、等身大のヴィシュヌ神像、バラモン像を救ったとされるカエルの石像などがあります。