アフリカ国立公園《ケニア》

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地図
マサイマラ国立保護区
ケニアでもっとも動物の多いマサイマラで見る 圧巻の「グレート・マイグレーション」
ケニアの中で最多の動物数を誇るサバンナ。ヌー、シマウマ、ガゼル、バッファロー、ゾウ、キリンなどを見ることができます。なかでも有名なのは、ヌーとシマウマの大移動「グレート・マイグレーション」。同種の動物が揃って同じ方向を目指す光景は、まさに野生ならではの迫力を感じることができます。このサバンナは、ナイロビから約260キロ、車で約6時間の距離に位置します。広さは1,800平方キロメートル。南部はタンザニアのセレンゲティ国立公園と隣接。動物にとっては国境など関係のないものなので、その境を自由に行き来する姿を見れば、人々も大いにリフレッシュできるはず。初めてケニアを訪れる人には必ず訪れてほしい観光スポットのひとつです。
アンボセリ国立公園
キリマンジャロ山と動物たちに囲まれて アンボセリ国立公園で美しい情景を焼き付ける
キリマンジャロ山の麓に広がる国立公園。場所はナイロビから南へ約240キロ、車で約4時間のところにあります。広さは392平方キロメートルで、タンザニアの国境沿いに位置。登山口はタンザニア側にありますが、ケニアのアンボセリ側からの景色の方が美しいとされています。もともとはアンボセリ湖が干上がってできた平地であり、雨季になるとその湖も少しだけ姿を現します。ただし動物を見るなら乾期が最適。種類としてはゾウの大群やライオン、カバ、サイなど数多くが見られます。そしてなんといっても、見どころは独立峰としては世界一の高さを誇るキリマンジャロ山の景色。早朝から昼、日没……と光によって表情を変えるその姿と、そこを背景として悠々と生きている動物達が強く目に焼きつくでしょう。
ナクル湖国立公園
フラミンゴでピンク色に染まる湖は圧巻 生命の源である「水」を中心とした、ナクル湖国立公園
位置はナイロビから北西に約160km、車で3時間ほどの場所。「グレート・リフト・バレー(大地溝帯)のケニア湖水システム」という世界遺産指定のエリアに入っている国立公園です。国をあげて公園内の動物の保護に力を入れられていることが特徴で、環境としても湖や草原、キイロアカシアの森などさまざまな風景が広がっています。なかでも特に有名なのは湖に飛来するレッサーフラミンゴの大群で、美しいピンク色の体が空を埋め尽くすように飛んできて、湖をその色に染めていく光景は圧巻。朝焼け、青空、夕焼け、などその日の空模様によっても異なる表情を見ることができます。ほかにもロスチャイルドキリイン、イボイノシシ、ヒヒ、シロサイ、クロサイなどの珍しい動物をたくさん見学することができます。
アバーディア国立公園
ゾウやバッファロー、ヒョウなどを観察 豊かな森林を中心としたアバーディア国立公園
ナイロビから北へ150km、車でパイナップル畑を通りながら2時間くらい走ると到着するのがこの場所。ケニアでは珍しく森林がたくさんある国立公園で、ロッジの前にある「ウォーターホール」という場所に撒かれている塩を目当てにやってくるアフリカゾウやバッファローなど、他の場所では見ることのできない動物を観察することができます。名物は、ケニアで一番となる273mの落差を誇るカルル滝です。公園内にある2つのロッジはいずれも木の上や高床式であったりと、高い場所に建てられているのですが、それは森林から出てくる動物たちを上から探して観察するため。 ジャネット・キャット、ヒョウ、ブッシュベイビーなどに出会える確率も高いと言われています。
ナイロビ国立公園
空き時間を有効に使いたいならナイロビ国立公園 ライオンやシマウマなど人気の動物が多く生息
ケニアの首都ナイロビ市内から15kmの場所にあり、ジョモケニヤッタ国際空港と隣接した、117平方kmもの敷地に広がるサファリです。ケニアの国立公園の中では最も古く、全体は2〜3時間でまわることができるので、観光客にも大人気。サファリ用のバンで回遊すれば、象だけは見られないもののライオンやチーター、シマウマ、インパラ、キリン、カバなどたくさんの動物に出会うことができます。運が良ければ、クロサイも見られるかもしれません。また以前は滑走路に動物が飛び出すことで衝突事故も起きていましたが、現在は人間と動物の生活を分けるために、国立公園の周りには柵が設けられています。ナイロビで時間があるときには、ぜひ訪れてみてください。
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